「何もない」はずの空っぽな心に届いた光

エランくんはずっと「自分には何もない」って思わされて生きてきたんだよね。でも、スレッタちゃんとの決闘の最中に思い出した、あのお母さんの記憶。誰かに祝ってもらったっていう確かな記憶が、彼の中にちゃんとあった。それを思い出せた瞬間のエランくんの表情が、これまでの氷みたいに冷たい顔じゃなくて、年相応の男の子に見えて本当に救われた気がしたんだ。なのに、その救いが絶望への入り口だったなんて残酷すぎるよ。

スレッタちゃんの無垢さが生んだ最高の「呪い」

スレッタちゃんは、ただエランくんと友達になりたくて、約束したから決闘を頑張った。勝ったあとの「待ってますから!」っていう言葉も、エランくんに向けて歌った鼻歌も、全部が純粋な優しさなんだよね。でも、その優しさが届くはずの相手はもう……。この作品、本当に人の心を揺さぶるのが上手すぎて、しばらく呆然としちゃった。エアリアルの中で対話していたあの不思議な感覚も、これからの物語にどう関わってくるのか怖くて仕方ないっ!

強化人士4号、その最期の「輝き」

結局、ベルメリアさんも大人たちの都合には逆らえなかったんだね。エランくんが最後に「あの日」を思い出して、少しだけ微笑んだように見えたのが、せめてもの救いだったのかな。でも、あんな処分って形でお別れなんて、あまりに報われないよ。スレッタちゃんが待ち合わせ場所で独りぼっちで座っている姿が、もう見ていて辛くて……。彼女が真実を知ったとき、一体どうなってしまうんだろう。