瑠衣を逃がすために自分が残るその選択が全部なんだここにはもう打算も虚勢もなく瑠衣が生き延びるために自分が止まる。
それだけを選ぶのが重いんだ。しかもそれが感情だけじゃなく、ちゃんと自分が盾になるしかないと理解したうえの決断に見えるのが刺さるよ。
剣だった人が盾になる変化が刺さる剣みたいな誇り高さが誰かを守る盾の強さへ変わるのがたまらないんだよね。
昔の成蟜くんなら見えなかった方向へ誇りが使われるから、ここで一気に見え方が変わるんだ。
信くんたちが向かっているからこそ間に合ってほしさが倍増する救出側の切実さまで一気に増す回なんだ。
あと少しで届きそうなのに届かない感じが、成蟜くんの踏ん張りの重さをさらに増してくるんだよね。
