呂不韋の現実論がほんとに簡単には否定できない嫌な相手だけどこの人の言っていることには冷たい説得力があるんだよね。
だからこそ政くんの返答も、ただ綺麗な言葉を置くだけじゃ足りない緊張感があるんだ。
政くんが為政者の役目を語ることで王の輪郭が立つ人の心をより良い方向へ導くのが王の役目だと返すのが強いんだ。
戦は消えないかもしれない、それでも何もしない理由にはならないっていう返しが熱いんだよ。
咸陽の劣勢があるから理想が試されて見える今は本当に都が危ないからこそ政くんの言葉も切実さを帯びるんだよ。
理想を語る場面なのに、ちゃんと今この瞬間の苦しさと地続きなのがこの回のすごさなんだ。
