処刑の場が戦後いちばん息苦しい場所になる戦場より静かなはずなのにむしろここが一番しんどいんだ。
剣で決着したあとに言葉で罪が露わになっていくぶん、逃げ場のない重さがあるんだよね。見届けるしかない場面だからこそ視聴者側もしんどいんだ。
太后の告白で個人の罪と王家の歪みが重なる許して済む話でも責めて終わる話でもない複雑さが重いよ。
あの王にとって敵を討って終わる話じゃなく、自分の家の問題として残るのがほんとにきついんだ。波紋が広がるのも当然なくらい、この告白は新たな時代の始まりに重すぎるんだよね。
終着点なのに全然晴れやかじゃないのがいいここを通らないと秦は次へ進めないって分かるから大事なんだ。
決着って本来気持ちよくなりそうなのに、苦さだけを残して次へ繋ぐ感じがキングダムらしいんだよ。
