守る側の覚悟が、最後までぶれないのがつらい
阿門も高昭も紫夏も、状況が厳しいことを分かったうえで政くんを前へ進ませるんだよね。誰かが奇跡的に助かる話じゃなく、それぞれが政くんに未来を託して散っていく。その覚悟の強さがあるから、見ていて余計に苦しくなるんだ。
紫夏の死が、政くんの凍った心を動かす
ここがこの過去編の核心だと思うんだ。政くんはようやく誰かに大事にされて、その温度を知った直後にまた奪われる。でもその喪失が、今度は何も感じないための殻じゃなく、誰かの思いを背負って生きる方向へ政くんを押し出す。この転換がほんとに強いよ。
いまの政へつながる“願い”として完璧なタイトル
つながれたのは命だけじゃなくて、願いそのものなんだよね。紫夏たちが守りたかったもの、政くんに託したかった未来、それがここで一本につながる。だから悲しいのに、ただの絶望では終わらないんだ。政くんという王をもっと好きになる過去編だったよっ。
